富山では江戸の昔より新鮮な刺身を北海道産の風味豊かな昆布で挟んで〆める事で魚の味を濃厚に、食感をもっちりと、昆布の芳香と旨味を乗せ刺身をより美味しく食べる『昆布じめ』という食文化が根付いています。
昆布じめは美味しくなるだけでなく、元来はたくさん魚が獲れた時の保存食として発達したものでお刺身を何日もお刺身のままで食べられます。また近年では昆布に含まれるUフコイダンやアルギン酸などネバリの元となる食物繊維の健康効果も注目されています。
糸引きは美味しさの証です。安心してお召し上がり下さい。

北陸地方では各地に保存食として魚のぬか漬けという食文化が定着している。福井には有名な鯖のへしこがあり、石川の美川では猛毒のふぐ卵巣をぬか漬けにして食べるし、能登や氷見にもいわしなどの小糠(こんか)漬けがある。そのどれもが古くから伝わり冷蔵庫のなかった時代に真夏でも腐らせない為に大量の食塩で仕込み大変塩辛い仕上がりになっている。弊社では現在の嗜好に合わせ低塩で骨も皮もなく、生食基準の衛生管理で作られた生食専用の越中刺身ぬか漬けさばを開発しました。
ぬかまで美味しいと言われるヌカは特別栽培米の富山県産コシヒカリのヌカのみを使用した安全で美味しいヌカです。美味しい銀しゃりと一緒にぬか漬けを食べればお腹の中では手軽に美味しく玄米食!!

商品を見ていただいたら“寿し”なのにご飯がないよ?! と驚かれるかもしれません。現在の握り寿しはせいぜい300年前の江戸時代に生まれたもので、3000年も昔の弥生時代からあったとも言われる本来の寿しは“なれ寿し”と言われ塩漬けの魚とご飯を何カ月もかけて乳酸発酵させ酸っぱくなった、ドロドロのご飯と魚の併せたものだった。それがそんな何カ月も待ってられないよということで、魚を酢漬けにして酸っぱくしご飯は糀(こうじ)で発酵させてドロドロにしてそれぞれを合せて更に数日熟成させてできる、言わば寿しのファーストフード化によってできたのが糀寿し、とはいっても一週間はかかる。そして更にファーストフード化が加速して現在のご飯を酸っぱくして魚と併せ数秒でできる握り寿しになった。つまり魚とご飯と酸っぱさが揃えばそれが“寿し”である。


魚処・富山で伝統の食品を作り続けてもうすぐ50年。
今も昔と変わらぬ手法、かつ最新の衛生管理基準で安心安全な商品作りに努めております。
古(いにしえ)の富山の味を現代へ、そして全国へ、味の継承者でありたいと願っております。